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ナガノ・チェンバー・オーケストラ第4回定期演奏会(7月覚え書き) [音楽]

2017年7月15日(土)15:00〜 長野市芸術館にて

<ナガノ・チェンバー・オーケストラ第4回定期演奏会>

指揮:久石 譲  / ピアノ:横山 幸雄

(第1部)
ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調「皇帝」
      第1楽章:アレグロ
      第2楽章:アダージョ・ウン・ポーコ・モッソ
      第3楽章:ロンド、アレグロ

アンコール:ベートーヴェン:ピアノソナタ第8番「悲愴」第2楽章

(第2部)
ベートーヴェン: 交響曲第5番 ハ短調 「運命」
      第1楽章:アレグロ・コン・ブリオ
      第2楽章:アンダンテ・コン・モート
      第3楽章:アレグロ
      第4楽章:アレグロ


ベートーヴェンの交響曲5番、CDで聴くことはあっても、コンサートで聴くのは以外と少ない。

ベートーヴェンと言えば、2004年、2005年の岩城宏之指揮の年末のベートーヴェン全曲コンサートが思い出される。
12月31日に上野の東京文化会館でベートーヴェンの交響曲全曲コンサートが開かれた。
午後の2時くらいから始まって深夜0時過ぎ(翌年の元旦)まで続く。
9の交響曲のうちの一つか二つをパスして食事をしたりした。
でも指揮者の岩城宏之氏もオーケストラ団員もぶっとおして演奏するのだから、どうかしているように思えたけれど、これを聴くと、正月3ヶ日の間はずっとベートーヴェンが頭に鳴り響いていて、たいくつで凡庸な正月もしのぎやすくなった。

それから、2008年にサントリーホールで聴いたサイモン・ラトル指揮、ベルリンフィルで聴いた交響曲第6番「田園」。こんな演奏を聴くのは一生に一度かな、というコンサートだった。


今回は、指揮が久石譲、演奏がナガノ・チェンバー・オーケストラ。
ナガノ・チェンバー・オーケストラは、2016年に発足。(国内の主要オーケストラ団員やソロ活動をしている若手演奏家で構成される)

冒頭に、演奏された、久石譲;5th Dimennsionは、
ベートーヴェンの交響曲第5番をモチーフに作曲されたミニマル作品。
これから何か始まるぞ、というわくわく感をかきたてられる演奏だった。

一部のベートーヴェンピアノ協奏曲第5番「皇帝」は、
横山幸雄のピアノが素晴らしく、「何という名曲か!」と、演奏にもベートーヴェンにも、深い尊敬の念が。。
一緒に行った3人が横山幸雄のCDを買って帰った。CD買うのは本当に久しぶりだった。。

二部の交響曲第5番「運命」は、あまりにも有名なので、音楽番組やCDでいろいろな演奏を聴くことが多く、その度に演奏の違いを楽しめる。細部まで馴染みがある曲というのは、そういう所が面白い。
オーケストラの奏でる音が身体に響いてきて、
ベートーヴェンはやはり生で聴かないとな〜、と改めて感じたコンサートだった。

7月17日には、ナガノ・チェンバー・オーケストラの第5回定期演奏会でヴィヴァルディとベートーヴェン交響曲第6番が演奏され(行けなかったけれど)、
第7番、第8番、第9番は、2018年の定期演奏会で演奏される予定です。




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キエフ・クラシック・バレエ<チャイコフスキー夢の3大バレエ名場面(7月覚え書き) [芸術]

2017年7月16日14:00〜  長野市ホクト文化ホール

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(第1部)
    「くるみ割り人形」
    「白鳥の湖」
(第2部)
    「眠れる森の美女」


2014 年ローザンヌ国際バレエコンクールで優勝した二山治雄の凱旋公演。
(2016年の白鳥バレエ団発表会にて、二山治雄の素晴らしいバレエを見て以来)

その年によってダンサーのインパクトの違いがあるけれど、ローザンヌで優勝するということは本当にすごいことだ。ちなみに今年2017年のローザンヌの優勝者ミケーレ・エスポジートも驚異的だった。


今回の二山君は昨年よりもさらに成長していて、
「眠れる森の美女」の王子役で、洗練された完璧なバレエを披露した。小柄な身体がステージでとても大きく見え、気品があった。
安定した正確さを基にした、伸びやかで自由な踊り。
登場する度にオーラがステージの上に振りまかれる。

ぎりぎりで購入したチケットは2階の一番後ろで、双眼鏡で見ていたのだけれど、二山君の踊りの素晴らしさは充分にわかった。

今後もチャンスがあれば見たいと思う。

それにしても、白鳥バレエ団というのはたいしたバレエ団だと思う。
本当に古くから、長野市近辺の小さな市にもバレエスタジオがあり、スタジオなどという立派な建物ではなく、公民館の一室みたいなところでも地道にレッスンを行っていたりした。地域の子供たちにとっては楽しい場所だったと思う。
そういう活動を見ていたので、ローザンヌ優勝者が出るなんて夢のような気がする。
(2002年には竹田仁美さんが同コンクールでエスポワール賞を取った。)

世界への扉というものは、どんな活動にも開かれているものだと感じた。
そんなことふだんは誰も気がつかず、思いもかけないことで、でも、
こんな風に突然世界の檜舞台に出るということがあるのだ。

きっと、血の滲むような努力の結果なのでしょう。


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仲道郁代&ミヒャエル・コフナー・デュオリサイタル (6月覚え書き) [音楽]

2017年6月9日(金)19時〜 長野市芸術会館にて

<仲道郁代&ミヒャエル・コフナー デュオ・リサイタル>


(第一部)
モーツァルト:フルートとピアノのためのソナタト短調 K.301

ショパン: 12の練習曲より  ハ短調「革命」、 ホ長調「別れの曲」

フランク:フルートとピアノのためのソナタ イ長調

(第2部)
ドップラー: ハンガリー田園幻想曲 op.26

フォーレ: ファンタジー op.79

ゴーベール: ノクターンとアレグロスケルツァンド

ボルヌ: カルメン幻想曲


このプログラムは圧巻!
地方都市でこういうプログラムを楽しめるとは幸運なことでした。

最初のモーツアルトのソナタ、フルートとピアノの曲として一般的に親しまれている曲ではなく、一緒に行った知人の様子をつい見てしまう。
退屈しているんじゃないかな〜、最初の曲からこんな感じで大丈夫かな〜と・・。

2曲目のピアノ曲で少しほぐれ、

3曲目は私の大好きなフランクのソナタ、私はこれが聴けてものすごく嬉しかったけれど、この曲を初めて聴く人には一体どう聞こえるのだろう?と、また心配になってしまう。

休憩時間、「疲れた?」「馴染みのない曲は少し退屈してしまうんじゃない?」と、気を遣ってしまう。フランクのソナタは、とても好きになった曲で、二千回練習すれば吹けるようになるんじゃないかと幻想を抱いて一時期ずっと我流で練習して、結局それは全くの幻想だったのだけれども、というような話をして、なんとか興味を持って欲しいと思う私・・。
友人たちは「疲れるけど面白い」と言う。

第二部、

華やかである。
ドップラーの「ハンガリー田園幻想曲」、フォーレの「ファンタジー」、と息をのむような華やかさ。
これだけでも充分でしょう、と思うのに、

さらに、ゴーベールの「ノクターンとアレグロスケルツァンド」、
ボルヌの「カルメン幻想曲」が演奏され、
大感動、大満足のコンサートでした。

ピアノは力強く繊細(て、ありきたりの表現ですが)、フルートとピアノが一緒に踊るよう。。
フルート演奏はあまり聴いたことがない知人も、
コフナー氏の力に満ちた演奏に、
「演奏している人、疲れないの?!」と驚いていました。
聴くだけでもかなりのエネルギーがいる、演奏者はさぞかし・・と思いますが、

演奏すればするほど、演奏者には自然とエネルギーが湧いてくるのかもしれません。


後日、フルートの先生に、モーツアルトと、フランクのソナタと、ドップラーと、フォーレのファンタジーと、カルメンと・・とプログラムを説明したら、あきれていました。

コフナー氏は50才くらいで、先生曰く、
「50 才というのはもっとも演奏家として脂がのっているとき、私も50才の頃はいくらでも吹けた」

長野で、こんなに充実したコンサートを聴けるとはまったくラッキーと言えるでしょう。

帰り道は、車で30分、
ちょうどこの日は満月で、
煌々と空に輝く月を眺めながらのドライブは、コンサートの余韻を楽しむに申し分のない時間となりました!

東京は、コンサートを聴く機会は多く、会場も立派な所がたくさんあるけれど、コンサート会場への道は快適とは言えず、特に混雑した夜の電車に乗ったら、その日のコンサートの余韻は吹き消されてしまうのに、地方だとこういう贅沢がプラスされるわけです。

また、プログラムは観客にとって聴きやすいものである必要はなく、優れた演奏にはみな感動するものだということがわかったコンサートでした!

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