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このあと・・・ [poem]


昔子供だった頃、わたしはいわさきちひろの
絵の中の花や落ち葉の精になりたいと思った。

ある日わたしは絵描きになろうと思った。
またある日わたしは自分の馬がほしいと思い、
馬の絵ばかり描いていた。

人間ではなく動物と一緒に山に住みたいと思った。
犬と猫と、鳥たちと。

わたしは音楽家になれるとは思わなかったけど、
音楽家はどんな気分だろうと夢見た。

結局わたしは何にもなれなかった。
なんの技術も身につけられなかった。
自分の生きたいようにも、生きられなかった。

このあと、どうしようか。
もう時間は残り少ないけど・・・

*写真 フェルトの切り貼り絵


「猫の気分」 [poem]

晴れて日が差し込むと元気いっぱい、歩き回る。
なんだってできるような気分だ。

日差しがぽかぽか暖かくなると
幸せになってのんびり昼寝だ。

風がビュービュー吹くといやになる。
うるさくて、とってもたまらない。

雨雲がどんよりしてうすら寒いとき
何にもする気になれない。

不幸せな気分をかみしめながら
じっとうずくまって寝ていよう。


スポーツ嫌い [poem]

子供の頃、運動がすごく苦手だった。
運動会の徒競走はいつもビリで、
家族や親戚に見られるのが死ぬほど嫌だった。
小学校の義務教育が終わって6年間の苦痛から解放された。

見るだけなら、少し好きになれるような気がして、
サッカーを見た。ラグビーのほうがもっと面白かった。
ウィンブルドンのテニスもすごかった。

スキーだけはまあまあ好きだった。
子供の頃の竹スキーや、
学校から帰ってのスキー遊びも楽しかった。
大人になってもスキーはやったけど、
山がスキー場をつくるために削られているのを知って
嫌になった。 

サッカーもJリーグとかできて人気スポーツになって
だんだん嫌になった。
猫も杓子もサッカー熱にうかされるのを見て大嫌いになった。
野球はもともと人気があったから嫌いだった。
高校野球やプロ野球のテレビの音には耳をふさぎたくなる。
ニュースの後も必ずスポーツニュースだ。
ああ、嫌だ・・・

ジョギングする人を見て
身体鍛えるためにわざわざ走るなんて、ばからしい、と思う。
泳ぐだけならいい、疲れないから。
でも頭を水の中に入れたくない、苦しいから。

結局私は心底スポーツが嫌いなのだ。