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(コンサート覚え書き)11月〜アンサンブル・ノマドのコンサート [音楽]

アンサンブル・ノマド結成20周年記念コンサート《饗宴》
メンバーによる協奏曲集  第3回目(第61回定期演奏会)
          〜 拡散するクラシック音楽〜


2017年11月23日(木)16:00  東京オペラシティリサイタルホール

<プログラム>

1.藤倉 大:コントラバス協奏曲(2010)
          コントラバス:佐藤洋嗣

2.中川統雄:機関幽世コンチェルト(2016)
ギター:佐藤紀雄
          バス・フルート:木の脇道元
          カホン:相川 瞳

3.グルダ:チェロと吹奏楽のための協奏曲(1980)
          チェロ:菊地知也


アンサンブル・ノマド20周年記念の3回目である。
1番の「コントラバス協奏曲」は、いつもは後方にいるコントラバスの佐藤さんが真ん中で見事な演奏を聴かせてくれた。コントラバスはオーケストラの重し役で、それはそれで聴き応えがあるけれど、藤倉大によるこの曲では、重さと軽さとメロディが自由自在、コントラバスの魅力と存在感をものすごく感じられた。

2番、「機関幽世(からくりかくりよ)コンチェルト」は、ギターとフルートとカホン。佐藤紀雄さんのギターを弾く手の動きって本当にすごい。ギター全面を覆って、まるでホールの空間全体をかき鳴らしているようだ。木の脇道元さんのバスフルートは、これなんの楽器?と思うような不思議な音、軽やかであり明晰。ギター、バスフルートに加わるカホンは、とても美しい音を響かせ、3つの楽器が絶妙で完璧なバランスで素晴らしかった。
題名が不思議。「からくりかくりよ」って音が奇妙でしょう。(タイトルも曲の一部のような・・?)


3番、グルダの景気の良い曲を、チェロの菊地知也さんがいつもどおりの穏やかできちんとした雰囲気で弾くものだから、逆に曲はリズム感溢れるダイナミックものなってすごかった。グルダが指揮をしている演奏よりかっこよくて、楽しく明るい気分に包まれた。

アンコール、チェロの名曲と言うから、サンサーンスかな、と思ったら、やはりそうで「白鳥」を木の脇道元さんがアレンジしたものだった。
オリジナルとは違っても、やはり白鳥は瀕死だった。
(最近、中耳炎になって、そのとき、右耳と左耳から聞こえる音の高さが違って聞こえた。左耳がドの音だとすると右耳ではレが聞こえるという感じでとても困ったのだけれど、道元さんの編曲はあのときの音の聞こえ方を思い出した。)

今回のアンサンブル・ノマドの演奏を一言であらわすと、「カッコイイ!」だ。
「カッコイイ」と思うものなど、今の社会を見渡してもそうそうあるものじゃない。
すごい作曲家とすごい演奏家が生み出す音楽だからこそ・・。

次はいよいよ20周年記念コンサートの締めくくり、12月22日(金曜日)です。
体調万全に整えて聴きに行く!

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