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冬の花〜3月の終わり [自然]

あっという間に3月が過ぎ去って確実に雪も減ってきました。

このきれいな景色も見納めです。雪に覆われた木々の美しさはいくら見ても見飽きることがありませんでした。

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春が間近の飯綱山
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スーパーブルーブラッドムーン [自然]

2月1日夜明け 6時50分

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午後20時

スーパームーンは煌々と輝き、雪を照らしていました。遠くの人家の明かりなどなにほどでもなく(ろうそくの灯りみたいなもので)圧倒的に輝いていました。
月明かりだけで散歩できます。

IMG_1482.jpgスマホの写真ではこんなもの
星もちらちら瞬いていました。


ちゃんとしたカメラで、21時頃
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だいぶ欠けてきた。 21時20分
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23時
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今日は月の話でちょっと盛り上がりましたが、町では山ほど綺麗にはっきり見えなかったと聞いて、「え、そうだったの?」
あらためてここはすごい場所なんだな、と思いました。
庭から眺められるし、めんどうならベランダからも見えるのだから。
マイナス10度だって我慢する価値があるわけです。
今日の最高気温はマイナス1度でした。慣れるとなんでもない気温です。


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雪の中の風景3 [信州]

カラ類などの野鳥やリスが近くに遊びに来てくれるのも雪の季節ならでは。
雪を背景にしているから良く見えるということもあります。
人間が暖房たよりになんとか生活しているというのに、
動物たちは本当に強い!
それでも風の強い吹雪のときなどは、じっとどこかで身をひそめているのか姿を見せません。
冬に来る野鳥は、シジュウガラ、ヤマガラ、コガラ、ヒガラ、ゴジュウガラ。
カワラヒワやキジバトはもう少し下の里の方に降りているのでしょう。

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久しぶりに夕方の散歩に出てみました。
もうすぐ5時だけど、だいぶ日が延びて来ました。
(その代わりこの時期は、朝日が遅いんですよね。)


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こちらは、同じ時刻の東京大手町の様子。
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対照的な風景です。。。

(1月21日)

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雪の中の風景2 [信州]

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青空に白い雪は眩しく息をのむような美しさがありますが、
どんよりと厚い雪雲に覆われた暗い景色も、
馬たちがいるとこの世のものとは思われぬ不思議な美の世界。

人間界ではない別の世界です。



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雪の中のお正月風景 〜 2018年の始まり 〜 [信州]

戸隠奥社
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元旦は家でぬくぬくしていようと思っていたのに戸隠の奥社に初詣となり、
しぶしぶ出かけたらやはり山は気持ちがいい。
朝わりと早かったためまだ人出も少なく、雪道歩きを楽しみました。
駐車場から奥社までは2キロのコース。大きな杉の木は雪の中ではひときわ立派ですがすがしい。
ゆるやかな坂道を歩き最後はちょっと急勾配になります。
以前の経験で簡易アイゼンを付けて行ったので登り下りともすいすい。
道具は大事です。サングラスを忘れたのが失敗、曇りでも雪は目に刺激が強いのです。



大座法師池
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雪の合間にも晴れることがあり、きれいでした。

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急に、霧がふうっと立ち上り半分が真っ白に・・



飯綱高原スキー場
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数年ぶりにスキー場に行ってみました。
スキースクール、スノボースクールがあって、小さな子供たちが楽しんでいました。

正月は雪の中で迎えるのがやはりいいです。
外で遊ぶのも楽しいし、窓から雪景色を見ているのも楽しい。

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午前8時、やっと陽が出始めたところです。


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とうとう雪のシーズンに・・! 〜2017年の終わり〜 [信州]

今年は雪が多いか少ないか、という話題はこの辺りの人の関心事。
大雪は大変だし、少なすぎるとスキー場がオープンできない、というわけです。
今年というのは、これから迎える冬、という意味。
カレンダーの上での今年(つまり前の冬)は、正月が過ぎて1月の中旬にドカ雪が降ってとても難儀をしたのでした。車がすっぽり埋まってしまうほどの雪で、屋根から落ちる雪もはんぱな量ではなく、気持ちがめげました。
あの雪から10ヶ月、今回は12月25から雪が降り続き、28日の朝には70センチの積雪でした。
吹きだまりは1mぐらいになっています。
同じ地域でも標高差が数十メートルちがうと雪の降り方も変わります。

どんどん降り続いている雪の中での雪かきはやっても虚しい気がするけれど、これは大違い。
少しでも嵩を減らさないと、除雪は大変になるばかり。
積もり始めからどんどんやるのが一番効率的とわかってきました。
朝、昼、夕とやる時間を決めて雪かきがんばりました。

雪はひらひらと風に舞うような感じでもちゃんと積もるもので、
雪の密度が濃くしんしんと降ってくると1時間であっという間に10センチです。
雪がやんだときにはほっとして、つかの間の素晴らしい雪景色を楽しめますが、次はいつかと気にかける日々が続きます。


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東山魁夷の絵の川にそっくり、
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この川も翌日にはさらに雪深くなってしまいました。

雪の中にいると、雪かきしたり天気の心配したり景色を見たりで忙しく、
今年のビッグニュースだの来年の抱負などに騒がしい世間とは、ちょっと離れた空間にいられる気がします。

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カントリーボーイに今年も感謝! [乗馬]

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カントリーボーイの歳ははっきりわからない。
昨年、獣医さんから歯の状態から推定すると28歳くらい、と言われ、この間は30歳かな、と言われてしまった。。30歳前後だとは思うけれど、とてもそんな風には見えない。
生まれた年が不詳、というのは、若駒のときあまり関心を持たれていなかったのだろう。
処分寸前でクラブに連れて来られたと聞いた。

今は、練習馬として『スーパー』が付くカントリーボーイ。「スーパーボーイ」だ。
8年前くらいから時々乗せてもらっていたけれど、最近2,3年はほとんどカントリーボーイに乗るようになった。
暴走しない、小さくぴょんと跳ねることが年に1,2回あるだけ・・つまり万年初心者の私にピッタリ・・。

カントリーボーイの出足はすごく重くて、今年はずっと「30分の壁」があった。
騎乗してのろのろ常歩をして、手綱を持ってもう少し元気よく歩かせようとし、そろそろ速歩を、と思っても合図に反応せず、反応しても数歩で止まってしまう。それが馬場を2〜3周するまで続く。
駈歩にしてみる。やはりだめ。
こんな状態が30分続いて、その後どんどん元気になり、35分を過ぎたあたりからまあまあのスピードで走り出す。30分前と同じ馬?と思うくらい。
手綱をひっぱり、拳を上下させ上体もぐらぐらだから走らないと言われ、自分でもそう思うのだけれど、同じ乗り方をしているのに30分過ぎて走り出すのはどういうわけ??
まるで「しょうがない、そろそろ走ってやるか」とボーイが思っているような気がする。

「どうしてだと思う?」とSさんに聞いたら、しばらく考えて「カントリーボーイの中でこの人とはこういう風に運動するんだ、というパターン化ができているのかもしれない」と。
なるほど、パターンね、と思った。
でもこのパターンはなんとかしないと・・と思いながらも「30分の壁」は厚く、いろいろやってみてもうまくいかない。

9月頃から30分の壁が少しずつ短くなって、10月からは20分になって、11月、12月は15分で元気に走るようになった。
そうは言っても動き出しが他の馬よりノロノロしているのは変わらずで、
他の馬と一緒に運動するのは疲れる。
スピードがないから他の馬のじゃまになってしまう。

その上、カントリーボーイはボス気質の馬なので、他の馬に近寄られるのをすごく嫌う。
よけたいのにわざと止まったり、後ろから近づく馬がいればわざと遅くなる。
「なんとかしなきゃ!」と私があせって何か馬の上でバタバタすればするほど、カントリーボーイもぷりぷりしてくる。
そして、他の馬がいなくなったとたん、機嫌が直って馬の身体が自由になってスイッと動き出す。
騎乗者のせい、だと言われるけれど。。

私は歩道を歩いていても、それが狭い歩道だと、向こうから人が歩いてくるのが見えたら10m手前ですっと車道に出てしまう質なのだから・・。
ぎりぎりでよけるのはイヤなのだ。特に犬を連れた人が最近多くて、犬を連れて車道に出るのは危ないし気の毒なので、自分の方でさっさと「歩道歩いてきて大丈夫ですよ」と意思表示をしてしまう。

馬に乗っているときは馬を動かせないとさっさとよけることはできないので・・。

とにかく今年良かったことは「30分の壁」を短くすることが少しできるようになったこと。
今日は15分の間に駈歩までできてしまった。
運動の終わりに角砂糖をやったら2回で覚えてしまい、たくさん走った後には「これでいいんでしょ?」「うまく走ったでしょ?」という風に、首をぐい〜んと後ろに向けて角砂糖の催促をする。

最後までうまくいかなかったとき、カントリーボーイもがっかりな様子でおねだりもせず、洗い場に引き上げるときも私の横を沈んだ感じで歩き、洗い場でもじゃれてこない。
本当に感情豊かな生き物だと思う。

2週間ぶりに雪の中の厩舎にひっそりと佇む馬たちを見たときは「人間より立派な生き物だなあ〜」としみじみ思ったのでした。



「馬は この世で最も心優しく 不屈の精神を持つ 崇高な生き物である」
           ジョン・パリサー著『孤独な狩人』より




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アンサンブル・ノマド結成20周年記念コンサート《饗宴》2017.12.22 [音楽]

アンサンブル・ノマド結成20周年記念コンサート《饗宴》
メンバーによる協奏曲集   第4回目(第62回定期演奏会)
            〜 うたう楽器 〜

2017年12月22日(金)19:00  東京オペラシティリサイタルホール


1.J.イベール:アルトサクソフォンと11の楽器のための
                  室内小協奏曲(1935)
         サクソフォン:江川良子

2.A.ビニャオ:マリンバ協奏曲(1993)
         マリンバ:宮本典子

3.藤倉 大:ダイヤモンド・ダストーピアノ協奏曲第2番(2012)
         ピアノ:メイ・イー・フー

4.H.バスケス:デジャルダン/デ・プレ(2013)
         ヴィオラ:甲斐史子


12月22日は、9月23日から始まった4回にわたるアンサンブル・ノマド結成20周年記念コンサート”饗宴”(メンバーによる協奏曲集)の最終回だった。
長年のノマドファンにとっては、メンバーのソロをゆっくり聴けるというのは大変楽しみでわくわくする企画だった。
Vol.1 〜20世紀の華
Vol.2 〜音響の沸騰
Vol.3 〜拡散するクラシック音楽
Vol.4 〜うたう楽器

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現代音楽というのは耳慣れていないとかなり聴きづらいところがある音楽だと思う。
聴いていてこれはちょっとわからないな〜という感想を持つこともあるし、これはいいな〜と感じることもある。一つの曲の中でも、良いなと感じる部分とあまりしっくりこない部分があったりする。たまに、音がゴーゴーと渦巻いて苦痛なこともある。(セロ弾きのゴーシュの奏でる音に苦しんで暴れ回る猫になったみたいな気分・・)
それでも、なぜか、アンサンブル・ノマドを聴き続けている。
ノマドの音楽に向かう姿勢に惹かれるのかもしれない。

今回のシリーズについて、音楽監督の佐藤紀雄さんの言葉
「全てのソリストは今出来る最高の演奏をし、アンサンブルは全力でサポートし、そこから紡ぎ出された未知の世界を好奇心溢れる聴衆が全身で楽しむ至上の4ヶ月でした。」

最終回の1番目は、お馴染みのイベール、の曲。(フルートをやる人はみなイベールは馴染みといえるかもしれません。)初めて聴いても、あ、イベールだな〜とすぐにわかるメロディ。だからやはり聴きやすい。サクソフォンの江川良子さんの柔らかく流れるような音、それに合わせるアンサンブルが抜群の上手さ!いつも聴いているのにハッとさせられる。

2番、宮本典子さんのマリンバ。いつも一番後ろで様々な種類の打楽器を一言も話さずに(って、演奏中は誰も話しませんが、宮本さんの静かな集中力というのはすごく際だっているのです。)細い身体でマリンバを自在に演奏。すごい。

3番は、メイ・イー・フーさんの力強いピアノがアンサンブルを引っ張る。プログラムノートに「ピアノとアンサンブルはパッセージをやり取りする事より、ピアノの音から派生する豊かな倍音がアンサンブル全体に広がる効果を狙って・・」とあったが、題名の「ダイヤモンド・ダスト」が確かに見えるように感じた。作曲された藤倉 大さんが開場にいらっしゃっていた。

4番、20周年記念演奏会の最終回の、最後の演奏は甲斐史子さんのヴィオラ。
情緒たっぷり、民族音楽風のリズム、祭典の終わりを飾るにふさわしい演奏だった。
この曲を演奏する甲斐さんは本当に素敵で、途中の、花田和加子さんとのかけ合いは、2人ともうっとりするほどきれいでかっこよかった。

華やかに終わったコンサート。しみじみ感じたのは、アンサンブル・ノマドは女性メンバーがものすごくかっこいいということ。
それはノマドの魅力の一つだと思う。

今年の私のコンサート通いもこれで終了。
来年もアンサンブル・ノマドのコンサートを楽しみにしています。


* 蛇足ですが、アンサンブル・ノマドは何においてもセンスがいい。企画がいい。佐藤紀雄さんの力のこもった文学的なプログラムノートが素晴らしい。宣伝ビラのセンスもいい。
ステージ衣装も、黒い衣裳にそれぞれに何気ない工夫があって、ステージごとにまた何気なく変わるのがいい。甲斐さんと花田さんの間で、背を向けて指揮していた佐藤紀雄さんのチェックのシャツ姿もノマドらしくて良かった、です。







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4人組とその仲間たち 室内楽コンサート [音楽]

2017年12月8日(金)7:00〜  東京文化会館小ホールにて

<全音現代音楽シリーズ・その24>
四人組とその仲間たち 室内楽コンサート  (現代音楽の作曲家)
   《調和の原点Ⅱ ー 単色と双色の狭間で ー 》

池辺晋一郎 / 「バイヴァランスⅧ」2本のフルートのために
          小泉 浩(fl)  織田なおみ(fl)

金子仁美 / 「歌をうたい・・・(Ⅱ)」 リコーダーのために
          鈴木俊哉(rec)

酒井健治 / 「エーテル思想」 ギターソロのための
          鈴木大介(gtr)

西村 朗 / 無伴奏ヴィオラソナタ第3番「キメラ」
          伊藤美香(va)

新実徳英 / ピアノのためのエチュード ー神々への問いー第3巻
          若林 顕(pf)


池辺晋一郎作曲 小泉 浩&織田なおみ のフルートデュオについて

すべて世界初演。
5種類の楽器の世界初演演奏を聴けるというのはそれだけでも楽しい。
フルートのデュオ以外はすべてソロ演奏だったので、集中しやすく、現代曲になじみがない人にとっても、聴きやすいコンサートだと思う。

フルート愛好家の私は池辺さんの曲が一番印象に残った。
(以下、フルート演奏についての感想)

小泉先生と織田なおみさんの音が素晴らしかった。
2本のフルートの音のバランスが良く、最初から最後までひたすら美しかった。

小泉先生のフルートの向き合い方は、何をおいても音色が大事で、音色が気に入らなければどんなにテクニックがある奏者の演奏も評価しない。
それは、ことあるごとに話されているし、自分の音の追求も毎日やられている。

「その音はダメ。あの音色は良くない。」と言われてもどこがどうだめなのか、はっきりわかるまでにはけっこう年月がかかった。
最近ようやく先生の目指す音がわかるようになりかかったかな、というところ。
「明るい音」と「暗い音」という区別をされるが、これもけっこうわかりにくい。小泉先生が言われる「明るい音」というのは倍音がよく聞こえていることらしい。

理屈よりも耳の方で「良い音」がだんだんわかってきた。「良い音」は長時間聴いていても、疲れない、あきない。どんどん気持ちが上向きになっていくような音楽。
最初にいいなあ、と感じても次第に聴くのが疲れてくる演奏がある。
CDなんかだと、良い音の演奏は飽きないため、いつまでも聴き続けることができる。

今回の池辺さんの曲はとても素晴らしかった。後世に残るフルート・デュオ曲ではないか。
本番の前日まで曲について「あんな曲はできない、無理」とぶつぶつ文句をおっしゃっているので、一体どういう曲かと思ったら、あまり素晴らしい曲で驚いた。
「名曲でしたね!」と言うと「演奏者がいいんだ。池辺はあれよりもっと良い曲が書けるんだ。」と。(二人は芸大生の頃からの親友だそうなので)
ステージに上がった池辺さんもとても嬉しそうだった。

ギターの「エーテル幻想」を書いた酒井健治さんと演奏した鈴木大介さんのトーク(聞き手は西村朗さん)も興味深かく、面白かった。
鈴木さんが「もうステージから消えたいです。。」西村さん、「どこかうまくいかないところがあったんですか?」
鈴木さん、「いろいろありましたよ。」
西村さん、「大丈夫ですよ。みんな聴くのは初めてだから誰もわからない。」
なんてお笑いのような場面もあった。

現代曲というのは、まずその演奏にびっくりし、次にその曲を作った作曲家にびっくりする。作曲するときに頭はどう働いているのだろう、というのが素人の素朴な思考。
それから題名がなぜこんなにわかりにくく親しみにくいものが多いのだろう、というのも素朴な疑問。。

2月に、NHKFM「現代の音楽」でオンエアされる予定。
録音するの忘れないようにしないと。

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ビルギット・ラムスル [音楽]

パユの2回のコンサートを聴いた翌日、
12月3日(土)に<ムラマツ・フルート・フェア 特別演奏会>に行った。ここのところのコンサートへの足の運びようの多さは尋常ではなく、自分でもどうかしていると思ったが、私が日程を決めるわけではないので仕方がない。
(10,11,12月はコンサート目白押しの月なのです。)
かなりの疲労感を覚えながらも修行僧のようにコンサートに出向く。

この日の大きな目的は、ビルギット・ラムスルを聴くことだった。
私は多分ビルギットの一番古いファンだと自負している。

出会いはなんと2002年のこと。(今から15年前だ。)
フルートの練習がちょうど面白くなってきた頃、イタリアのシエナのキジアーナ音楽院のフルート夏期講習を聴講しに行った。はるばるイタリアまで!!
講師がエマニュエル・パユだったためもある。

キジアーナ音楽院のすぐ近くに宿を取り、4日間くらい聴講に通った。
そこでいろいろな国のいろいろな人のレッスンを見物した。
その中にビルギットがいた。
初々しくて可愛い人だったがずばぬけて上手かった。この女性はいずれ世界デビューをするのだろうな、とそのとき思った。
言葉を交わしたり、記念にノートに名前を書いてもらったりした。

その翌年2003年、
ピエール・ブーレーズが、各国の才能あふれる若手演奏家からなる『グスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケストラ』を率いて日本にやって来た。
曲は「マーラーの交響曲6番」。
チケットを買った。なんだかこのメンバーの中に、イタリアで会った女の子、ビルギットがいるに違いない、という気がした。

予測は見事的中!彼女がいた!!

このときの「マーラー交響曲第6番」の印象は鮮烈だった。
大巨匠ピエール・ブーレーズが指揮する150人?もの若き俊英達による演奏の、パワー、緊張感、美しさは圧倒的で打ちのめされた。
(それ以来マーラーファンに・・。)

前半のベルクとウェーベルンが終わり、休憩で団員が楽屋にひきあげるとき、ビルギットはみんなの後ろからとてもゆっくりと歩いていくので、客席から名前を呼んだ。すぐに私たちを見つけ、とても喜んでくれた。
コンサート終了後に楽屋口でまたちょっと言葉を交わすことができた。

ビルギットはウィーン国立音楽大学でシュルツ、ハーゼに演奏と教育学を学び、さらにミュンヘン音楽・芸術大学でアドリアンに師事。この在学中にグスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団に首席フルート奏者として2度参加したのだそうだ。(プログラムノートより)2004年 ウィーン音楽大学在学中に、ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団の首席フルート奏者として契約し活躍している。
ウィーン音楽大学のキャンパスをトリップさんが案内してくれたことがあったっけどちょうどその頃ビルギットは大学生だったのか。
今はビルギットはそこで教授になって・・時の流れのはやさと不思議さ。

さて、おなじみのオペラシティリサイタルホールで、間近で聴いたビルギットの演奏。
素晴らしい音色で、力強く、ダイナミック、聴衆を魅了する音楽・・!!
何もかも完璧で、虚脱した。
ビルギット・ラムスルはもう巨匠になってしまったんだな〜

15年前にパユのレッスンを受けていた可愛いビルギット。
そのときのパユとビルギットの演奏を一週間の間に聴けるとは、
まったく「奇跡の一週間」だったと言える。

ビルギットにはネットを駆使して感想を伝えることができ、彼女はとても喜んでくれた。(ちゃんとお返事をもらえた)
趣味で習っているフルートには一本の道があり、その道の先にはすごいフルーティストがたくさんいるような気がしていたけれど、
実は、私が歩いている道の先には、ああいう人たちはいないのだとわかった日だった。

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キジアーナ音楽院で。 パユとビルギット

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